その4 ピックアップ取付け(ボリューム付)ー2005.11.5ー

この秋よりベースギターを加えてバージョンアップしたアロハウクレレですが、いろいろなステージでの経験で、音のバランスを取る際にウクレレにも「ボリューム」が必要ではという結論に達し、この度メンバー所有のウクレレにピックアップ+ボリュームを取付けてみました。


今回ピックアップ+ボリュームを取付ける「カマカ、コンサート」です。誰のサインかわかるかな〜。

右からピックアップ、ボリューム用シールド、ジャック、ボリューム&ノブです。

とりあえず仮配線をして、ピックアップ及びボリュームの動作確認をします。

ジャック取付け用の穴を開けます。サイド板の合わせ目の中心を測りマーキングします。

「きり」で下穴を開けます。

ぐりぐり、かつ慎重に穴を開けます。

奇麗に開きました。

次はボリューム用の穴を開ける位置決めです。この辺は好みの位置で宜しいかと思いますが、ウクレレを抱えたときにスムーズに操作できる位置にした方が良いかと思います。

ボリュームポッドのねじ込み部分の直径を計測します。

手持ちのヤスリが半円しか無かったので、今回はこれを使用します。先ほど測ったポッドのねじ込み部分の直径(このポッドは8ミリでした)と同じ幅の部分にマーキングします。

「キリ」で下穴を開け、先ほどの半円ヤスリを回転したり、写真のように部分的に補正してマーキング位置まで穴を開けます。時々ボリュームポッドを差し込んで穴の大きさをチェックするのがポイントです。

はい!奇麗に開きました。

半田付け作業です。ポッドや配線に負担をかけないように素早くしましょう。

半田付け終了です。配線については、ちょっとしたこつがありますので、実際に取付けようと思っている方はメールかBBSにてお問い合わせください。

ボリュームポッドを先ほど開けたボリューム用の穴にサウンホールから差し込みます。写真では解りにくいのですが、ボリュームノブの高さに合わせてワッシャーを数枚スペーサーとして入れています。(ポッドに回転止めの突起があるのですが、ボリューノブの高さが高く、スペーサーを使わない場合はこの突起がサイド板にあたり、破損する可能性がありますので、ニッパ等でカットしておく必要があります。)

ボリュームポッドを仮止めします。

ピックアップに仮配線し、音及びボリュームの確認をし、問題無ければ半田付けします。

終了したらボリュームを本締めし、写真にはありませんがノブを差し込みます。

はい!完成しました。美しいですね〜ボリューム調整も問題無く、今後のステージで活躍しそうです。

この項終わり